地方なら家を建てられるかなと思って夫と二人、わくわくしながらあれこれ土地探しや建築家探しをしていました。
あれから1年、結局駅からほど近いマンションに住んでいます。
一度は自然豊かなのどかな場所に土地の購入をしかけたのですが、直前で取りやめました。
今ではよかったと思っています。
のどかな場所では車が必需品です。
私はバイクは運転しますが、車はペーパードライバーです。
エンジンのかけ方も忘れてしまったほどです。
そんな私が車がなくては買い物にも行けないところで生活できるわけはありません。
東京では車が必要ありません。
電車やバスでたいていのところに行けます。
車で出かけると駐車場所がなかったり駐車料金が高かったりで、かえって不自由です。
東京の人が年齢がいってから地方で暮らすのは慎重になった方がよいでしょう。
若ければ地方に行ってから免許を取ったり教習を受けたりして車生活を始めるのも遅くありません。
でも、そろそろ免許返納を考え始める年齢になってから車必須の場所で生活というのは、先々のことを考えると不安しかありません。
私もペーパードライバー教習に行くよう、再三夫に勧められていますが、今から運転なんて恐ろしくて絶対に嫌です。
私のような車の運転をしない中高年が地方に住むなら、地方都市がおすすめです。
徒歩圏内に何でも揃うところだと、東京暮らしと変わらないじゃないかと思うかもしれませんが、わが家は食べ物がおいしくて家賃や家が安い地方で、精神的に豊かな生活を送ることができています。
この先どうなるかわかりませんが、今のところこの生活に不満はありません。
地方生活、一度は経験してみてもいいのではないかと思います。
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昨日、近所の神社にお祓いに行ってきました。
夫が今年八方塞がりだそうで、ぐずぐずしていたらもう1年の3/4過ぎてしまいましたが、なんとか年内に行けてよかったです。
お祓いが終わった帰り道、「なんか肩が軽いなあ。災いが全部落ちたんだなあ。」とご満悦の夫。
素直になんでもすぐ信じられるその性格、うらやましい限りです。