食器をいくつか買い替えました。
新しく買ったのは、会津塗のお椀と波佐見焼の小皿と取り皿です。
なんとなく気に入らなかったものが、使うとウキウキするものに変わっただけで、食卓が華やかになった気がします。
引っ越しばかりのわが家は、ものを極限まで減らして余計なものは持たないようにしていました。
食器も無印良品の白い食器など、一つで和洋中華なんにでも使えるものを少量だけ揃えていました。
あとは100円ショップで間に合わせで買ったものもいくつかあり、便利でも業務用の食器のようで味気なく思っていました。
その思いは夫も同じのようで、どちらからともなく「買い替えようか」ということになりました。
もともと食器を集めるのが好きで、ウエッジウッドのカップアンドソーサーをいくつもシリーズで持っていました。
使わないと思っていても、ずいぶん大枚をつぎ込んだし、これだけはもったいなくて捨てられませんでした。
普段使いにしようとも思ったのですが、コーヒーを飲むのは大きいマグカップでたっぷり飲みたいので、使うこともせず引っ越しのたびに段ボールのまま次の地へ移動していました。
今回の最後の引っ越しでとうとう処分しました。
普段使いできないものを持っていても仕方ないので。
毎日の食事に気に入った器を使おう、大切に長く使おうと、少しずつ買い替えていくことにしましたが、夫と私の気に入らない器がほぼ同じで笑いました。
二人ともなんとなく気に入らない食器を使い続けていたんですね。
食事に対する考え方も、年をとるごとにだんだん変化してきたように思います。
若いころは考えたこともありませんでしたが、いい加減な食事をしたときは、「ああ、１食無駄にした」と反省します。
あと何回食事ができるのでしょう。
１日３回、体に良くても美味しくないものを我慢して食べたり、とりあえず使えるからと気に入らない食器を使い続けたりするなんて、なんともったいないことでしょう。
そう考えると、たかが食器ですがあんまり粗末なものを使いたくないなあと思います。
最近は洋服にも靴やバッグにも興味がなくなったので、せめて毎日使う食器や食材にちょっぴり贅沢してもいいかなと思っています。
次に買い替えるのはスープカップにしようと、夫とお店に行くたびにいろいろ探しています。
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苔教室で作ったポトスの苔玉が、ポトスが育ちすぎて大変なことになっています。
あちこちから根っこか飛び出て、葉っぱもモシャモシャに伸びてしまいました。
元気いっぱいの様子を見ると、せっかくきれいにできた苔玉ですが、壊してポトスを植木鉢に植えてあげようかなあと思います。
毎月第一日曜日開催の近所の朝市で、苔玉を売ってるお兄さんに相談してみようかしら。
